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2008.12.07

伊福部昭の指揮棒

 プレイウッドという楽器ブランドから伊福部昭モデルのタクトが発売されたので、手に入れてみました。
 伊福部先生の名前が付いていますが、メープルの棒にコルクの持ち手が付いてる普通の作りです。柄のところに「AKIRA IFUKUBE」と刻まれてるのと、同時に発売になったラインナップの中では棒が一番長い代わりにコルクの部分が一番短いとかいうところが特徴でしょうか。
 箱にはタクトは楽器を演奏するためのもので、それ以外には使用するなという注意書きがありますが、もちろん、直接タクトで楽器は演奏できません。いや、タクトで物を叩けば音が出ますから、長い音楽の歴史の中ではタクトを直接使って音を出すような作品を書いた人もいるかもしれませんが、一般的でないことは確かです。普通に集団演奏の指揮に使うものと考えておきましょう。

 同時に発売されたマエストロモデルのタクトとして岩城宏之モデルがありますが、この人はプロの指揮者として活躍されてた方ですから、愛用のタクトにもこだわりがあってそれが復刻されたというのならわかりますが、伊福部先生のタクトというのはどういうものなのでしょうか?
 伊福部先生の場合、記念コンサートで1、2曲自ら指揮をされたことはあったようですが、普通はコンサートにしろ映画音楽の録音にしろ、本番はプロの指揮者に委ねられています。逆に映画音楽のレコーディングの記録映像とか見ると、リハーサルでの演奏指導では御自身で指揮をされてることも多かったようですね。そういう時に愛用されたタクトなんでしょうか。
 わざわざ復刻されてるということは既製品ではなく自作かオーダーメイドの一品だったのかと思いますが、どこまでこだわりがあったのかはわかりません。昔の人は物を大事にするくらいの感覚で愛用されてただけなのかも。たまたま遺品の中にあったのを復刻してみたというあたりでしょうか。

 ま、実用的に使う機会は無いでしょうが、今年復刻された『管絃楽法』と大事に並べておきます。

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